連載 保健婦日記—雪と螢の里の仲間たち・1【新連載】
私のまち越路の再発見
土田 峰子
1
1越路町役場
pp.920-921
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901033
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突然,『保健婦雑誌』編集室からこの連載の執筆依頼があり,びっくりしました。中学2年生の娘が「お母さんにとって二度とないチャンスかもしれないよ。やらないでクヨクヨするより,やって苦労した方がよっぽどいいじゃない」と親顔負けのアドバイスをしてくれました。日頃親に反発してばかりいる思春期真最中の彼女らしからぬ一言と,本誌50巻4号フォト欄で,雪国越路の笑顔を紹介してもらった恩返しにと,つい引き受けてしまいました。
さて,私はこの越路で働いて早24年になります。『川の流れのように』の歌詞ではありませんが,知らず知らず歩いてきた細く長い保健婦の道でした。そこで,この機会に越路の「自然」と「暮らし」と「人」とのふれあいの中で私の心を強く動かしたものを探し求めてみたいと思います。
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