連載 地域ターミナルケア—看とりを支える沼隈町の通所訓練教室・12
チームケアとカンファレンス
森下 浩子
1
,
松井 京子
1
,
向井 恵子
1
,
山成 幸恵
1
1広島県沼隈町
pp.566-570
発行日 1992年7月10日
Published Date 1992/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900529
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地域(在宅ケア)を支える条件
在宅でのケアの意味(目的)は,自分の生きている証のあるその家や道や家族が“ホスピス”となるよう援助してゆくことだと我々はわかりはじめている。
ターミナルケアは,いわゆる“ホスピス”と言われる施設でなされるものと考えていた我々が,特別の看護婦や特別の施設がなければ,すてきな命の最期のあり方(QOL)を保障できないなんておかしいと気づいた時から,我々はそのとてつもないことに取り組みはじめた。
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