特集 ボランティアと保健婦活動
在宅ケアシステムへの模索—ボランティアグループの育成から共同活動へ
栗原 淳子
1
,
池田 隆子
2
1岡山県岡山環境保健所
2岡山市藤田支所
pp.855-860
発行日 1991年11月10日
Published Date 1991/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900335
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はじめに
昭和63年度,藤田地区において,愛育委員を中心とした約30名を対象に,高齢者のためのヘルスボランティア養成講座が実施された(表1)。
講座受講後,このメンバーがヘルスボランティアとして新たな組織を結成し,地域に根ざしたボランティア活動をすすめていこうとしている。この活動を,保健所と市の保健婦の共同で支援してきた。3年を経過した現在,十分なものではないが,地域の人々を支えるための自主的な活動としての方向づけができた。
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