昭和の初めのやまい草子
薫風
皆本 紘志
1
1大阪府皆本医院
pp.432-436
発行日 1989年5月10日
Published Date 1989/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207748
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「さんちゃーん。危いよう。降りておいでよお」
さよ子の金切声が階段を駆けのぼる。階段の上から物干台へ出ることができるのだが,その物干に三八がいるらしい。
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