特集 保健婦の仕事を考える
第20回自治体に働く保健婦のつどい集録
基礎講座・分科会報告
松下 拡
1
,
中村 裕美子
2
,
家森 百合子
3
,
田中 友子
,
吉田 幸永
,
中沢 正夫
4
,
田島 かづえ
5
,
丸山 創
6
,
小椋 芳子
7
,
細川 汀
8
,
前田 黎生
9
,
乾 死乃生
10
,
木下 安子
11
1長野県松川町元社会教育
2大阪府吹田保健所
3聖ヨゼフ聖肢園
4東京都代々木病院
5群馬県境町
6大阪府八尾保健所
7大阪府豊中保健所
8京都府立大学
9元名古屋市
10大阪府保健医協会難病相談室
11元東京都神経科学総合研究所
pp.670-678
発行日 1988年7月10日
Published Date 1988/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207571
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基礎講座・第2会場
健康教育と組織づくり
まず8つのグループに分かれ,健康教育や組織づくりの悩みを出しあう討議から開始した。この討議では,①行政主導型の健康教育になっている。②どうしたら住民は動いてくれるのか。③住民の気付きを大切にしたいが,保健婦は自分にとって都合の良い気付きだけを大切にしてはいないか。④住民主体といった時に行政はどこまで準備したら良いのか。⑤いろいろな職種を巻き込むにはどうしたら良いか。⑥住民の声が聞えない,地域が見えない。⑦健康教育のなかでの保健婦の役割は何か。⑧"健康を考える会"を発足させたが,住民との一体感がつかめない。などの意見が出され,講師の助言も含め次の3点に絞ってさらに討議を深めることになった。
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