研究集会から
ぼけ老人と家族への援助をすすめる第3回全国研究集会
三宅 貴夫
1
1太田総合病院
pp.920-921
発行日 1987年10月10日
Published Date 1987/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207408
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この長い名前の研究集会は,「呆け老人をかかえる家族の会」が主催して7月19日に京都で行われた。
「呆け老人をかかえる家族の会」は,1980年1月に同じ京都で結成された家族らによる全国団体である。当時,老人ぼけの正しい知識は保健医療・福祉の専門職の間でも乏しく,社会的な関心は低く,制度的な援助は皆無に等しいものであった。こうした中にあって,ぼけ老人をかかえて日夜介護に明け暮れ,苦しみ悩みそして疲れきっている家族が集い,「家族の会」を作った。
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