特集 地域を想い,住民の中で息づく保健婦を
Community basedを貫いた島根県の保健婦教育
人々の生活を支える保健婦を—島根県の保健婦教育
若月 恭子
1
,
小中 綾子
1
1島根県立総合看護学院
pp.894-906
発行日 1985年11月10日
Published Date 1985/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207067
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はじめに
島根県といえば過疎地または老人県としてのイメージが大きいが,それだけに保健,医療の問題は常に住民ニードの第1にあがってくる重要な課題であった。
大正8年,県内青原村(現日原町)において,無医村の不便を除くため,産業組合(現農業協同組合)に医療利用組合を設けて医療事業を開始したのは全国初のことであった。
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