特集 保健婦学生がインタビュー 先輩が語る戦後の活動の軌跡(4)—19都県・25人の証言
九州
21世紀のナイチンゲールをめざして—伊藤久江さん(福岡県)
産業医科大学医療技術短期大学専攻科地域看護学専攻3回生一同
pp.341-348
発行日 1985年5月10日
Published Date 1985/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206993
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はじめに
今回,私たちは,市町村保健婦を経て,県の保健所での公衆衛生看護活動,さらには後輩教育に情熱を注いでおられる産業医科大学医療技術短期大学専攻科伊藤久江教授の40年間の歩みを振り返る機会を得た。
保健婦活動が,一つの転換期にあるといわれる現在,伊藤先生の保健婦活動,看護教育活動をたどることにより,現在自分たちのいる位置,そこでの問題,そして引き継いでいかなければならない保健婦としての姿勢を考えてみたい。過去の歴史は今日をつくり,また,今日は明日を創造するということばを念頭に置いて。以下伊藤先生の話をまとめてみた。
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