特集 レールを敷くのは私たち
活動の中の青い烏やーい
だれのための検診か,を見つめつつ
東海林 良子
1
1皆瀬村役場
pp.11-15
発行日 1985年1月10日
Published Date 1985/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206940
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秋田県の検診事業
秋田県の脳卒中死亡は全国に比べて極めて高く,特に若年層の脳卒中が多いことは社会的にも家庭的にも大きな問題であり,行政上の緊急な課題とされてきた。この課題解決のため,県は昭和45年度の脳卒中予防総合計画により,検診による高血圧者の早期発見並びに早期治療と生活指導を始めた。
翌昭和46年度には,県が提唱した幼児から老人にわたる生涯の健康管理を進める県民皆検診事業に前記の事業が引き継がれ,以後全県規模で展開されるようになった。
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