座談会
地域で障害を持つ子を育てよう—職種間の連携を核に—東京・世田谷で保健婦と保母が研究会を
足立 紀子
1
,
竹花 幸子
2
,
竹村 かおる
3
,
九島 久美子
4
,
中森 節子
5
,
西 智子
5
1世田谷区玉川保健所
2世田谷区赤堤保育園
3世田谷区下馬保育園
4世田谷区砧保健所
5世田谷区乳幼児育成相談所
pp.708-719
発行日 1984年8月10日
Published Date 1984/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206878
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流れる水が一つに合って
発達障害研究会発足前夜
足立 私達が発達障害研究会を持って,ちょうど2年目を迎えようとしています。子供の問題でかかわっている機関はたくさんあるのに,何で連携がとれないんだ,と絶えず言われているわけですね。連携の大切さをみんなわかっていながら,その努力がせいぜい個人の段階でしかないということが今まで往々にしてあったわけです。2年前に発足した発達障害研究会……まあ名前は非常ににぎにぎしいんですが,でき上がる過程で非常に大切な問題を踏まえながら,あるいは踏み越えながら,この会ができてきた……そこを私達は大切に思っているんですが,その辺,ざっくばらんにその大変さみたいなものを話し合ってみたいと思います。
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