特集 働きやすい体制づくり 事務系職員との連携を問う
事務系職員から保健婦へ
保健婦業務の優先が多いが……
森 義人
1
1宇佐市保険予防課
pp.250-253
発行日 1983年4月10日
Published Date 1983/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206648
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市町村保健婦等研究協議会
私は医学書院よりの事務系職員より見て保健婦に望むというテーマの原稿について考えています。考えなくても市役所保険予防課では毎日話題になることです。普通の人ならすぐ書けるところですが,文才がないので,さてペンを執ると書く字がなかなか決まりません。
心を持った人の動きについて真の悩みがわからず,外観的に望むことはなかなか難しい。特に保健行政は住民の理解と協力がないと,どんなよい計画も,どんなりっぱな仕事も机上の空評となり,中途半端に終わるものです。アメリカの故ケネディ大統領の残した言葉に,"私が国家国民のために仕事ができるかできないかは,国民が国家に対しどれだけの協力ができるかによって決まるものです"というところがあります。まさに地方行政もその通りです。
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