特別レポート
広見町(愛媛県)における共同保健計画—下大野地区における健康活動13年のあゆみと課題
新田 則之
1
,
岡崎 晴代
1
,
高橋 悦子
1
,
堀部 初恵
1
,
杉本 幹子
1
,
日高 美也子
1
,
谷本 佐代
1
,
山本 鈴香
1
,
平井 和光
2
,
塩飽 邦憲
2
1愛媛県広見町健康センター
2愛媛大学医学部
pp.330-355
発行日 1979年5月10日
Published Date 1979/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206118
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地区診断という言葉が燎原の火のように我国の公衆衛生の世界を駆けめぐったのは,もう15年も前のこと。ちょうど宿願であった結核対策が,とにもかくにも成果をあげたあとだっただけに,これこそ新しい公衆衛生の道だとばかりに,みんなとびついたのでした。しかし,なぜかほんの一握りの人々を残して,今,地区診断を口にする人はいません。なぜ多くがすたれ,一部でしつこく生き残っているのか,このレポートで垣間見てみましょう
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