書評
—江口篤寿編—保健室の仕事 改訂第2版
日野原 重明
1
1聖路加国際病院
pp.542
発行日 1976年8月10日
Published Date 1976/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205748
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長年,学校保健をやってこられた江口篤寿先生の編著になる"保健室の仕事"が送られてきたので一読した。1966年に初版が出され今回8年をおいての改版である。
この過去8年という月日の経過の間に保健の考え方も相当変わり,健康のチェック-アップ-システムにも精密化とともにシステム化がなされ,たんに一学校内の仕事から,地域の中に保健プログラムを考えるという時代になった。健康管理という言葉も保健管理という言葉に改まり,最近は学校保健法施行令や結核予防法も一部改正され,学校における保健のプログラムも変わってきたのである。
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