活動報告
退院指導の検討
竹ノ上 ケイ子
1
,
井上 芳子
1
,
堀尾 冷子
1
,
福井 ミヨ子
1
1神戸中央市民病院
pp.359-361
発行日 1976年6月10日
Published Date 1976/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205723
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はじめに
施設内での分娩が90%を超えるようになり,助産婦不足も相まって,私たち施設に勤務する助産婦の業務は,ともすれば分娩介助を中心としたものとなりがちである。それに対して,核家族化し,若い夫婦だけで妊娠,出産,育児という大役を果たさねばならない場合が多くなっており,生活に密着した保健指導への需要は施設内においても,地域社会の中においてもますます高くなってくるものと思われる。そこで今回,私たちが長年続けてきた退院指導を検討する機会を得たのでここに報告し,よりよい母子保健指導のあり方について考えてみたい。
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