特集 明日にかける保健婦活動
私の訴えたいこと
まず保健婦自身の姿勢の問い直しを
北川 朝子
1
1奈良県吉野保健所
pp.193-196
発行日 1976年4月10日
Published Date 1976/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205696
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保健婦として活動を始めて,そろそろ3年が経とうとしています。今回"明日にかける保健婦活動"というテーマで,"現場でやっている活動を中心に書くように"とのことですが,おおよそ2年足らずの新米保健婦では,先の見通しどころか足下の火の粉を払うに精一杯の段階です。テーマはとも角,今までの活動を通して感じたことを述べ,私の責任を果たしたいと思います。
現在私は,奈良県の面積の1/3を管轄する吉野保健所に勤務しています。保健所の概略については,小山保健婦が後述するとおりです。私はここで大淀町と東吉野村の一部,人口にして6,310人,1,635世帯を担当しています。
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