活動報告
都市保健所での保健婦活動を考える—母子保健への取組みの中から
久常 節子
1,2
1大阪府門真保健所
2現福井県立短期大学衛生看護学科
pp.245-252
発行日 1975年4月10日
Published Date 1975/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205594
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はじめに
守口保健所の門真駐在という形から,昭和48年4月門真保健所が新設され,保健婦数も一挙に2倍以上(10人)になり,落ち着いた活動が可能になるにしたがい,次のようなケースがめずらしいことでなくなってきた。
○出生票から生後1か月の未熟児を訪問すると,11か月の乳児も含め4人の子供と両親が6畳1間に住んでおり,継続訪問中3歳の子供が結核性髄膜炎を発病し,母親が入院につきそい,他の子供は施設入所,父親が単身で働いている。
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