特集 保健婦教育への提言
私の受けた看護教育
総合的なまとまりがなかった
日高 正子
1
1大阪市旭保健所
pp.137-138
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205578
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昭和26年以来の看護教育課程は,昭和43年から新カリキュラムで開始された。しかし,4年間の看護教育(大学医学部付属看護学校,県立保健婦専門学院)をふりかえってみると,新カリキュラムの理念と実際行なわれている教育とでは,大分違いがあるように思える。そこで,卒業したてで未熟ではあるが,看護教育について在学中不満に思ったこと,現在考えていることなどを述べていきたいと思う。
4年間の看護教育の内訳は,大きく講義と実習に2分され,講義は一般教養(基礎科目),疾患と看護(再門科目)であったので,それらの問題点,そしてその他の看護教育の問題点をあげたいと思う。
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