特集 開拓保健婦
座談会
開拓保健婦はどこへ—その身分職務をめぐって
崎川 サン子
1
,
大坂 多恵子
2
,
上村 聖恵
3
1厚生省公衆衛生局保健所課
2厚生省保険局医療課
3高知県厚生労働部医務課
pp.10-25
発行日 1970年11月10日
Published Date 1970/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204789
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ある意味で成功した者だけが開拓地に残って,戦後開拓行政は,一応の終わりをとげたといわれる。文字通り,開拓住民の生活の中に飛びこんで,衛生知識の向上ら,食生活の改善にいたるまで奮斗してきた開拓保健婦も,その独自の役割が終わったとみなされて農林省から厚生省へ身分が移管された。本号では,とくに数の多い北海道を中心に町村の立場も含め,現状と問題点をひろってみた。
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