特集 国保保健婦活動
国保保健婦全国学術研究会集録
国保保健婦全国学術研究会発表演題
研究発表
多受診世帯調査
針山 節子
1
1富山市役所保健指導室
pp.68-71
発行日 1968年11月20日
Published Date 1968/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204332
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本市は雄大な立山連峰を東に望み,神通川の清流にそって本県のほぼ中央部に位置している。また古来より製薬が盛んで「越中富山の反魂丹」として知られ,日本海沿岸随一の近代工業都市であり,県都として政治経済文化の中心的役割を果している。人口263,179 世帯数65,134 国保被保険者数89,388 加入率34.4% 被保険者世帯数25,437 世帯加入率40.4%であり,38年度国保の受診率394.0,1件当り費用額は1,544円で,いずれも高い。また全国の類似市12都市と比較してみても,受診率で第2位,1件当り点数では第8位である。(図1)そこで私達保健婦は国保世帯中の多受診世帯に対し調査を行ない,多受診の原因を究明して保健指導を行なうことにした。
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