研究報告
四日市市の大気汚染による在宅患者訪問状況について
中山 千枝
1
1三重県四日市保健所
pp.32-35
発行日 1968年9月10日
Published Date 1968/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204265
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四日市市では,石油コンビナートが形成され,活動を始めた昭和35年頃より,漸次公害問題が深刻となり,この大気汚染の影響で,(表1)慢性気管支炎や,喘息患者が発生し,公害対策が進められている。
四日市保健所では,昭和41年末,当在宅患者を継続的に管理観察し,正しい療養の援助と保健指導を行なう目的で,一定の登録訪問票を作成し,保健婦が家庭訪問を開始した。
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