特集 これからの保健所と保健婦
Ⅲ東北3県現地の声
座談会≪福島≫
変わりつつある住民の要求にこたえるために
遠藤 セツ
1
,
鈴木 ウラ
2
,
佐藤 イツ
3
,
鳴川 千代
4
,
若林 千惠
5
,
石井 秀子
6
,
角田 文男
7
1県医務課
2県保険課
3福島保健所
4飯野町役場
5郡山保健所
6磐城保健所
7福島県立医大
pp.104-114
発行日 1968年3月10日
Published Date 1968/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204156
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はじめに
福島県は地勢上,東部の太平洋に面する浜通り地方と,西部の山間部にあたる会津地方と,この両地方と東側は阿武隈山脈,西側は奥羽山脈で境される内陸平野部の中通り地方と,東西に三分される。
県の社会構造も,産業もまた,これらの3地方のしめす自然条件に大きく影響されるが,その大部分は農業を主とする東北地方という名で代表されるイメージのよくあてはまるところである。
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