保健婦さんへ 期待と提言
努力と情熱を
秋山 晴子
1
1福岡教育大学・住居学
pp.9
発行日 1967年12月10日
Published Date 1967/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204069
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生活の指導者として,また働く婦人としての保健婦さんへ,期待と提言といった題で,何か…と頼まれたのですが,この編集部のお申し出に少々面くらっているところです。私事で恐縮ですが,学生時代多少とも保健に関係する学科に進学した関係から,学校保健婦(養護教諭)の免許状をもっていることと,大学時代,医大で公衆衛生の研究の手伝いを1年ばかり,その後,また半年程衛生学教室に籍をおいたことがあるだけで,保健婦業務に関しては,全くの素人,そのような素人が書くことですから,的はずれのことばかりと思いますこの原稿を頼まれるまでは,保健婦さんは,どのような立場なんだろう。お医者さんでもなければ,看護婦さんでもない。でも1人で家々を巡回して,相談指導しているところは,お医者さんのようでもあり,看護婦さんのようでもある。何か大変な仕事なんだなと,おぼろげに感じていただけでした。
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