読者からの手紙
22年間をかえりみて
松岡 ヨシ
1
1群馬県渋川市役所
pp.10-11
発行日 1967年10月10日
Published Date 1967/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204034
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私が渋川町国民健康保険組合の保健婦として勤務してから22年余になるから,私の今までの人生の半分近くを国保保健婦として過したわけだが,過去をかえりみて「とにかくよくあれだけ働けた」と自分ながら感心する。今の若い保健婦に話しても信じないだろうし,信じたとしても笑うぐらいだと思うから話題にもしないが…。
就職早々に町医の佐々木一夫先生が渋川町救護団長をしておられて毎日のように,各区単位に急救法の講習をして廻った。先生の都合のわるい時は救護団副団長兼警防団副団長さんが一緒でお二人とも張切っておられて「婦入会はたるんでいる」といって「活を入れてやる」と大きな声を出して,私がはらはらするのを面白がっていたが。
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