実態をさぐる
身体障害者の実態(1)
pp.62-63
発行日 1967年6月10日
Published Date 1967/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203959
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昭和40年8月,厚生省は全国の身体障害者のうち,18歳以上の者について実態調査を行なった。その結果表1に示すように,全国で約14万6千人の身体障害者が存在することがわかった。このうちの就業者は約40%障害の内訳は,肢体不自由60,視,聴覚障害各20%のわりあいである。昭和35年に比べて約20万人の増加であるが,障害の程度は表2に示すように,,各級(1級が最も重い)ともほぼ均等化している。
障害内訳の推移をみると図1のように肢体不自由者ののびがいちじるしく,交通災害,産業災害の影響をものがたっている。詳細な内訳をみると,
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