ニュース・レポート
新設された東大保健学科
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pp.46-47
発行日 1965年9月10日
Published Date 1965/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203462
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東京小石川音羽台に,わが国看護教育の要望をになって誕生した東大衛生看護学科が新設されたのが,昭和28年,その後8回の衛生看護学士をおくり出して,この4月保健学科と科目も新らしく発足することになった.その事情のくわしいことは外部からうかがうこともできないが,今,東大分院に木の香も新らしい「東京大学医学部保健学科」の看板を見るとき,ひとしお感慨も深いところである.
東大初の女性教授として新聞紙面を賑わした湯槇マス教授も本年3月退官され,衛生看護の行方が気にかかるところであり,同学科廃止のうわさもささやかれたので,本誌では新学科の内容をうかがうとともに,その狙いがどこにあるものかをルポすることにした.
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