私のいだく保健婦像
いつも弱い者の味方
はやし 秀
1
1小田原保健所
pp.20-21
発行日 1964年1月10日
Published Date 1964/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203012
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まったく不思議だと思うのだけれど,弱いものをいたわり,助け,味方になるという行為がとてもすばらしいことなのに,わが国ではそれほど賞讃もされなければ,社会的にも高く評価されない.国民性だといってしまえばそれまでだけれど,まことに残念なことだ.
しかし,このことはただ残念だ,でかたづけられないことなのだ.なぜかというと,現在,看護婦がたりない,保健婦が少ない,という原因もここにあるからである.何とかして1日も早く,弱いものの味方に立つ人びとに,力強い拍手がおくられる世の中になってほしいと思う.
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