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集団ガン検診車「いづみ号」の登場—3,000余人の7割が何らかの病状
pp.50
発行日 1963年11月10日
Published Date 1963/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202973
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去る10月1日から埼玉県では「ガン征圧月間」が始まっている.県の集団ガン検診車「いづみ号」が昨年10月,県のガン対策のエースとして登場してから満1年.県対ガン協会がこのほどまとめたところでは,去る8月末までに,県下26市町村で3,344人を検診し,4人のガン患者と82人ものガンの疑いのある人を発見したほか,胃かいよう140人,ポリープの患者8人などを含め全検診者の69.3%にあたる2,316人が,なんらかの病状を持っていることがわかった.
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