肢体不自由児親子キャンプの1日—国立埼玉病院で

　日ごろ，家庭にとじこもって外出する機会の少ない肢体不自由児たちに楽しいキャンプ生活をさせてあげたいと，看護関係キャンプ委員会（委員長平野みどり）と品川区父母の会の協力で，今年も8，月11日から3日間，国立埼玉病院（院長伊藤恭次郎）の構内にある高等看護学院（教務主任土屋スミヨ）で，ナースや保健，肢体不自由児とその両親など約80人が参加して《肢体不自由児キャンプ》が行なわれた．

　キャンプ生活を楽しみながら機能訓練の実を上げることができると，親たちにも喜ばれ，参加者も毎年同じ顔ぶれで，子どもたちは，不自由な手足を動かしてトンボや蝶を追いかけていた．