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編集者から読者へ
長谷部 信
1
1編集部
pp.6
発行日 1957年9月10日
Published Date 1957/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201482
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残暑御見舞申し上げます,
うつとおしい梅雨が去つたと思うと暦の上では早くも立秋.しかしまだまだ厳しい暑さが続く事でしよう.今年の梅雨は大変な置土産をしてゆきました.大村,諌早の悲劇は,毎年くりかえされるそして充分防ぐ手段のある天災ではなかつたでしようか.今年も颱風シーズンになるとあたかも秋の景物のように各地の被害が新聞紙上をにぎわせることでしよう。こうした災害によつて貴重な生命を失つてゆく人は実に気の毒に思います.
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