連載 アノネ, フクロウ所長様!? 所長と保健師紀久香のおとぼけメールボックス・8
やっぱ,夏はカイダンでしょ!?
森埜 福朗
1
,
名園 紀久香
2
1飯野田保健所
2富丙市保健センター
pp.780-784
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100144
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暑~い! もう,本当に夏は暑い! こんな日の家庭訪問は,干物になりそうだあ!
フハーッ! シャワーで汗を流すことにしようっと。その前にメールのチェック!
ヒューッ ドロドロドロドロ~
キ~ク~カ~さあ~ん! こんばんは~…
わっ,わっ,何この音! ぎゃ,気持ち悪い! あっー,フクロウ所長のメールだっ!
紀久香さん,こんばんは…今日も暑いですね。暑いときは,やっぱり怪談に限りますよね…。ホッホッホッ。今日は,僕が体験した怖い話をお話しましょう。
恐ろしいカイダン話です。実はね,飯野田保健所には2階があるんですよ。その階段を上っていくと,あと残り1段というときに,きまって誰かが僕の足を引っ張るのです。危うく階段から落ちそうになる。でも,僕はこうみえても,学生時代はスポーツ万能! バランスとるなら,任せてちょ! すんでのところでセーフ! でもほかの人ならきっと,階段から真っさかさまですよ。
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