われらカンゴ族
母 大竹喜代子さん 娘 千織さん
大竹 喜代子
1
,
大竹 千織
2
,
本誌
1国立霞ヶ浦病院小児科病棟
2国立水戸病院付属看護学校
pp.841
発行日 1986年8月1日
Published Date 1986/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661923067
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千織さんは高3の夏休みに霞ヶ浦病院で,‘1日看護婦’を体験した.その時の婦長さんや先輩看護婦の職業観に感銘を受け,それで看護婦になることを決心した.「千織の進路決定する時,心の底に看護婦になってほしいという気持ちはあったのですが,私からは言いださなかった.父親は,この子は気立ても優しいし看護婦になったらとすすめていたようですけど.でも入学を決めた時は複雑な気持ちでしたね.確かにやりがいのある仕事ですが,結婚して家庭を持つと,両立させていくのが大変ですから.まあこれは看護婦だけでなく,職業を持つ女性に共通した苦労ですけど」
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