フレツシュ婦長
高橋幸子さん—国立新潟療養所重心病棟
岩下 守
pp.601
発行日 1983年6月1日
Published Date 1983/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922963
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重心病棟の子供たちにとって病院が家庭.だから親だったら,するであろうことを思いながら子供の世話をする.どんなに一所懸命援助しても子供たちの成長は遅い.しかし1分でも長くという思いで接していると,情緒はとても発達し,表情も豊かになる.寝たきりの子にはなんとかして座らせたいと思うし,はっている子には,もう少し早く動いてはしいと思いながら援助してる.
‘自分の子よりもこの子らに手をかけている方がうれしい時があるんです.無条件にかわいいですね.この子らなりの成長,生き方を見守っていきたいですね'援助のは休むことがない.
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