プロフィル
〈中島さかえ〉身障者福祉工場医務室で働く—「看護を超えた人間的なふれ合いが楽しい」
吉
pp.1305
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922904
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母親が体が弱く、叔母も診療所に勤めていたりして幼いころから病院を知っていた。昔は病院に行くとあのツーンとするクレゾールの消毒液の臭いが鼻についたが、あの臭いがなぜか好きだった。病院の臭いだけに引かれたのではないだろうが、中卒後早く看護婦になりたくてすぐ准看学校への道を進む。
正看護婦になって一般病院や開業医院で働いていたが、一時家庭に入っていた。その時たまたま近くの福祉工場の医務室勤務の看護婦が辞めることになり「主人も障害者ですので、福祉には興味があったので」紹介されて勤めるようになった。
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