グラフ
住民本位の地域医療を目指す開業医院—塩田医院における意欲的な取り組み
塩田 善朗
,
塩田 チヱ子
,
秋田 六子
,
本誌
pp.132-137
発行日 1981年2月1日
Published Date 1981/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922706
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塩川医院は横浜市南部の新興住宅街の一角に位置し,地域医療の新しいスタイルを模索しつつ,意欲的な活動を進めている開業医院である.糖尿病の専門医として知られ,関係著書も多い塩田善朗院長が,専門医療と地域医療の両立を意図して,小児科担当の塩田チヱ子副院長とともに3年前に開院したものである.
高い水準の医療を行うために,能力もあり経験も豊かな有資格看護婦が不可欠と考える塩田氏は,秋田六子婦長らとともに,徐々に看護婦の増員を計画していった.現在6名の有資格看護婦がいるが,特に秋田婦長は病棟婦長を歴任し敏腕をふるった逸材である.率先垂範の姿勢はそのままスタッフ全員にも貫かれている.
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