特集 なぜ事例を検討し合うのか
事例検討会に参加して
自分の看護行為を振り返ることの連続
後藤 由利子
1
1北海道立向陽ヶ丘病院
pp.350-351
発行日 1976年4月1日
Published Date 1976/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922593
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事例検討会には,1年ほど前に参加したことがあるが,検討会の必要性とか自分とのかかわり合いとかに気付くようになったのは,検討会も終わりになってからだった.このときには,自分の看護行為を振り返り,今まで無意識にしていたこともはっきりした意識を持ってしなければならないことを知った.
その後,臨床に出て,忙しさに紛れてはっきりとした意識を持つということも忘れていることが多かったが,時々患者との対応の中で思い起こしては,これでいいのか,といつも反省させられていた.
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