グラフ
病人にしてはいけない—国立箱根療養所1病棟
藤崎 チヨ子
pp.114-119
発行日 1976年2月1日
Published Date 1976/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922548
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ぱあっと朝の陽が病室の中にさし込む 若い患者が多い病室はそれだけで明るく変化してしまう 車椅子がなかつたらまるで病院という感じをなくしてしまいそうである
この1病棟は脊髄損傷の患者が中心のため 四肢麻痺 下半身麻痺のハンディがある そのためどの患者も車椅子が足がわり 看護婦に車椅子を押してもらう患者は少ない みんな自分の両手でどこへでも動いていく
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