PRISM
病院規則の運用に思う
粟屋 典子
1
1虎の門病院分院
pp.545
発行日 1988年6月1日
Published Date 1988/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922005
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病院は入院患者に対して様々な規則を設けている.看護者の立場では,その患者の日常生活にできるだけ近い形のものを考えたいと思っているが,入院生活が療養を目的としていること,及び,他人との集団生活であることから自ずと規制がかかってしまっているのが現状である.
しかし,「規則」が前面に出ていると,人間は気持良く従いたくないと思うのが常である.その規則がどういうことを目的としているかを知り,そのことを説明することによって,患者が十分理解すれば規則も守られていくと考える.
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