SCOPE
新たなる看護の息吹がまたひとつ—第1回がん看護学会開催
pp.334-335
発行日 1987年4月1日
Published Date 1987/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921684
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近年の医学の進歩はめざましい.しかし癌は相変わらず日本人の死因のトップを占め,毎年の看護学会でも癌患者の看護は常に演題の中に上っている.そんな中,去る2月7日,東京の国立がんセンター病院研究所のセミナールームにおいて,第1回のがん看護学会が開かれた.テーマは「がん看護における看護婦の専門的役割」.
今回の学会は第1回ということで,十分な準備もできず,参加者募集の広告もあまり多くはなかった.にもかかわらず,北は北海道から南は九州までの熱心な参加者が,当初の予想を遙かに上回る200人近くに上り,会場に入りきれないほどで,世話人会にうれしい悲鳴をあげさせる結果となった.
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