連載 在宅看護への道・1
産声を上げた訪問看護ボランティア・チーム
村松 静子
1
,
守田 美奈子
1
,
松沼 瑠美子
1
,
山田 京子
1
1在宅看護研究センター
pp.322-325
発行日 1987年4月1日
Published Date 1987/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921681
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看護の自立を目指して設立された在宅看護研究センターが各方面から注目を集めている.在宅看護・医療への流れはもはやとどまることのない時代の趨勢のようだ.本欄では,豊富な臨床・教育経験を生かして,看護婦独自の手による在宅看護サービスを展開している在宅看護研究センターのメンバーに,1つの事例を通して,ボランティアからセンターの設立を経て今日に至る軌跡を振り返ってもらいながら,在宅看護の諸相を検討してみたい.
現在のメンバー4人は,代表の村松氏が日赤医療センター婦長および日赤中央女子短大講師在任中に職場を共にした仲間たちだ.病院の看護しか知らなかった彼女たちが在宅看護と取り組んで,何を感じ,どんな困難があったか,それをどう乗り越えてきたのか
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