ここまできた日本の医療・22
クラニオフェイシャルサージャリー—酒井成身・聖マリアンナ医科大学形成外科助教授に聞く
pp.1324-1327
発行日 1986年12月1日
Published Date 1986/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921579
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──最近の形成外科技術の進歩は目覚ましいもので,その中でも頭蓋骨まで含めて顔面形成を行なう方法が発展してきていると伺っているのですが……
クラニオフェイシャルサージャリーのことですね.その通りです.かつては顔面形成の分野では軟部組織の形成をするだけの技術しかありませんでしたので,重度の先天奇形の患者さんや外傷の患者さんに対して手術を行なうことができませんでした.しかし,近年の手技の発達はそれを可能にしてきました.
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