特集 よりよい外来看護のために
外来看護のあり方を考える—アンケート調査を行なって
安城 まさ子
1
,
長滝 政枝
1
,
松田 礼子
1
,
平野 澄子
1
1国立療養所東栃木病院外来治療棟
pp.286-288
発行日 1986年3月1日
Published Date 1986/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921350
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はじめに
一般に国公立病院の外来診療は,待ち時間が長いという理由であまり評判はよくないようである.かつては結核が診療の中心であった当院の外来も,診療科が増設されて9科となるに伴い,一般外来の患者数も増加し,外来診療に関して様々な問題が生じている.
今回,私たちは看護部門として今後の外来の,よりよいあり方の方向性を検討する目的で,外来受診者を対象としたアンケート調査を行なった.そしてその結果に基づいて,できる範囲での問題の解決も試みた.以下,その結果等について報告する.
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