われらカンゴ族
母 水河三保子さん 娘 奈緒美さん
水河 三保子
1
,
奈緒美
2
,
本誌
1健和会臨床看護学研究所
2北里看護専門学校
pp.1
発行日 1986年1月1日
Published Date 1986/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921283
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娘「白衣を着ている時の母の方が本当はもっとすてきなんです」母「娘のウイークポイントがわかっているので,行き詰まって悩んでいるとすぐわかるんですよ」奈緒美さんは母親が看護婦として働く姿を見て育ったので,高校を卒業した時,迷わず看護への道を選んだ.奈緒美さんが寮からたまに家に帰って来ると決まって親子カンファレンスをする.そんな時,三保子さんは娘に看護婦になることを特に望んだわけではなかったけれども,娘が自分と同じ道を歩み始めていることを実感して,うれしさがしみじみこみあげてくる.
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