特集 心臓病のリハビリテーション—看護の果たすべき役割を探る
虚血性心疾患患者の外来でのリハビリテーション看護
鈴木 紫水香
1
,
新保 きみ子
1
,
高田 まり子
1
,
濱本 紘
2
1榊原記念クリニック看護部
2榊原記念クリニックリハビリテーション部門
pp.888-894
発行日 1985年8月1日
Published Date 1985/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921155
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
虚血性心疾患患者の入院中におけるリハビリテーションは,各施設それぞれの方法を確立し実施している.しかし,退院したほとんどの患者は,社会復帰までの期間各自適当な運動負荷を行なっているのが現状である.
そこで,当クリニックでは退院から社会復帰までの期間を第2期リハビリテーションと称し,確立した運動処方のもとに,定期的,定量的な運動療法を行ない,併せて自己認識を高めるために,医学,看護,運動生理,栄養面から講義の時間を設け,包括的な指導を行なっている.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.