プライマリ・ナーシング・4
日本でプライマリ・ナースを育てるにはナース自身にどんな準備が必要かしら
井部 俊子
,
聖路加国際病院看護部プロジェクトチーム
pp.370-371
発行日 1985年4月1日
Published Date 1985/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921045
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プライマリ・ナーシングを行なうのがプライマリ・ナースだけれど……
連載第2回目に,我々はプライマリ・ナーシングとはいったいどのようなものであるのかについて説明を行なった.
っまり,‘プライマリ・ナーシングとは,入院患者に対する看護提供システム(看護方式)であり,1人の患者を1人のナースが入院から退院まで一貫して受け持ち,my patient,my nurseの関係を保ち,患者をトータルにとらえ,継続的に責任を持つて,ケアの計画・実施・評価をしていく方法である.自分が不在になる時は,文書で自分の代行ナース(associate nurse)に看護指示を出すことになる.医療の責任者として主治医がいるのに対応し,看護の立場の責任制ということになる’
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