人工臓器・11 最先端の技術を探る
人工心臓
pp.1204-1207
発行日 1984年11月1日
Published Date 1984/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920913
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人工心臓開発の歴史
つい最近，アメリカのユタ大学医療センターで，バーニー・クラーク氏が完全人工心臓置換手術を受け112日間（1982年12月-1983年3月）生存し，全世界の注目を集めたのは，人々の記憶に新しいところである．
クラーク氏は，重症の心筋症であったが，人工心臓は，通常の心臓治療法では救うことのできない，重症の心臓病患者の心臓機能を，部分的あるいは完全に，一時的あるいは半永久的に代行するものを言う．
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