アイディア
ポータブルトイレ使用時の補助枠
佐藤 竹子
1
,
中山 スギ
1
1横浜市立友愛病院看護研究会
pp.116-117
発行日 1980年2月1日
Published Date 1980/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918875
- 有料閲覧
- 文献概要
当院入院患者のほとんどは,脳血管障害後遺症の片麻痺をもっており,日常生活動作に困難を来している場合が多い.日常生活動作の中でも食事と排泄の自立への援助は,看護側にとって最も努力を要する課題である.
当院では,排泄動作を患者の状態に応じて,便器使用→ポータブルトイレ使用→トイレ使用と,3段階に区分している.患者が自力で立位がとれる状態になると,満足のいく排泄ができるように,第2段階のポータブルトイレ使用をすすめるが,片麻痺による立位不安定と患側下肢の力量不足のため転倒の恐れがある.
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.