透析療法と看護・6
医学的立場からみた術中患者管理
渡辺 孝太郎
1
1筑波学園病院腎臓科
pp.645-648
発行日 1979年6月1日
Published Date 1979/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918702
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幾多の困難を乗り超えて,血液透析により10年以上の存命を得ている患者が多数みられるようになりました.彼らが透析療法を受け始めたころに比べ,生存率ははるかに向上しています.今日では,透析療法は腎機能の廃絶した人たちに対するただ単なる延命的な治療法ではなく,積極的な社会復帰への一助となっています.ここでは,日常の透析を円滑に安全に,かつ設定された条件どおりに行うための看護上の注意事項をいくつか述べます.
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