特集 手で思索する看護
鼎談/看護を器械に奪われてはいないか
小西 静子
1
,
丸亀 紘子
2
,
藤本 篤子
3
1聖母病院外科病棟
2聖母病院新生児室
3順天堂医院ICU
pp.266-278
発行日 1979年3月1日
Published Date 1979/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918627
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小西 医療の器械化に伴って,看護のもつ手の働きということが,看護婦の意識の中でだんだん薄れてきているような現実があるのではないかとの編集部からの問題提起があったわけですが,最近の医療の器械化の問題をどのように考えていられるか,そのへんから話し合いたいと思います.
私のところは聖母病院の外科病棟(混合病棟)で,外科,婦人科,産科,耳鼻科,眼科,術後の患者さん,それから癌末期の患者さんが多く,老人病棟のような感じの病棟です.
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