アイディア
小児持続点滴用着衣
山本 良子
1
,
飯 峰
1
1高松赤十字病院南2病棟
pp.4-5
発行日 1979年1月1日
Published Date 1979/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918580
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持続点滴が急激に増加してきた当初は,私たちはいかに手早く医師の介補をするか,どうすれば上手に固定でき,針の刺しかえをすることなく,長時間持続することができるかという点に看護の重点をおき,患児の安楽について考えることは少なかったように思う.昭和51年になると,新入院児の79.2%から89.2%に持続点滴が施行されるようになってきた.
従来は持続点滴用の着衣はなく,上肢下肢ともに点滴施行側の一肢を脱ぐために,不必要な皮膚の露出が多く,また普通に着用している寝衣は,持続点滴中更衣ができないという状態が続いていた.
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