マイ・オピニオン
7年ぶりに学生にかえって
高峰 道子
1
1川崎市立高等看護学院
pp.913
発行日 1978年9月1日
Published Date 1978/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918483
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近年,保健医療活動への需要が質的にも量的にも増大するなかで,‘医療の高度化と分化に対応しうる看護の充実’および‘公衆衛生看護の強化’などが社会的に要請されています。神奈川県立看護教育大学校は,そうした看護への要請を受けて,看護教員および臨床指導者を養成する‘看護教育学科’,専門看護婦を養成する‘専門看護学科’,保健婦および養護教諭を養成する‘保健学科’を設置し,昭和50年に開設されました.
私は‘看護教育学科’で1年間学ぶ機会を得,この春卒業しました.7年ぶりの学生生活で,初めは1日座っていることがいちばん苦痛でしたが,それにもやがて慣れ,宿題やレポートに追われるうちにすっかり学生気分になっていました.教育学科の中心課題である看護研究には6月より取り組み,12月の学内発表で終わらせる一方,教科教育研究を10月から並行して始め,2月の学内発表(あるいは学外の教育実習)でまとめあげました.
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